国際・科学

ハリス氏は「モンスター」 トランプ氏、異例の側近批判も

【10月9日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は8日、新型コロナウイルスに感染後初となるインタビューに応じ、野党・民主党の副大統領候補カマラ・ハリス(Kamala Harris)上院議員を「モンスター」と呼ぶとともに、自身に忠誠を貫いてきたマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)国務長官とウィリアム・バー(William Barr)司法長官の側近2人に対しても異例の批判を展開した。

 トランプ氏は来月3日に迫った大統領選で民主党候補のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領に大きな遅れを取っており、特に女性有権者の支持率が伸び悩んでいる。

 トランプ氏はビジネスニュース専門局FOXビジネス(Fox Business)の約1時間にわたる電話インタビューで、黒人女性初の米副大統領候補となったハリス氏を2度にわたり「モンスター」と呼んだほか、米ユタ州で7日に行われた副大統領候補テレビ討論会ではマイク・ペンス(Mike Pence)副大統領がハリス氏を「粉砕した」と主張。「彼女の言うことは全てうそだ」と断言した。

 また、主要な全米世論調査のほとんどで大きくリードしているバイデン氏を「精神面で無能」と糾弾。さらに、中南米からの不法移民は凶悪犯罪者であるという、過去に大きな物議を醸した持論を復活させ、民主党は「殺人犯やレイプ犯数千人を国内に流入させたいだけだ。こうした人たちは、かなり病的な人々かもしれない」と述べた。

 トランプ氏はさらに、2016年の大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏が国務長官時代に公務に私用メールを使っていた問題に言及。ポンペオ国務長官はクリントン氏のメールを公開する方法を見つけるべきだと批判した。

 トランプ氏はこれまでバー司法長官に対し、前回の選挙で自身の陣営とロシアとの関係を調査したバラク・オバマ(Barack Obama)前政権のメンバーらを起訴するよう要求してきた。トランプ氏はインタビューで、「正直言って、彼は(起訴に)必要な情報を全て持っている」と述べ、バー氏を批判した。(c)AFP