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バイデン氏首都入り、米コロナ死者40万人追悼 就任式前夜

【1月20日 AFP】米大統領就任式を翌日に控え、首都ワシントン入りしたジョー・バイデン(Joe Biden)氏は19日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で亡くなった40万人超の国民を簡素だが力強い言葉で追悼した。

 ワシントンに到着したバイデン氏は、リンカーン記念堂(Lincoln Memorial)前にあるリフレクティング・プール(人工池)の脇で短く演説し、厳かな調子で「思い出すのがつらいこともあるが、それが私たちの癒やしの方法だ。国家としてそれを行うことが重要だ」と発言。死者を追悼するために水辺に並べられた400個のライトが点灯すると、「この神聖な池の反射光のように暗闇を光で照らし、亡くなった国民のみんなを思い出そう」と呼び掛けた。

 ワシントンでは各地で教会の鐘が鳴り、ニューヨークではエンパイアステートビル(Empire State Building)が鼓動する心臓のように赤く点灯された。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は大統領選での敗北後初めて、バイデン次期政権の成功を祈るよう国民に呼び掛けた。これまで自らの支持者に向かって、大統領選で民主党が不正を行ったと訴え続けてきた姿勢から転換を見せた。

 ただし、トランプ氏はいまだバイデン氏勝利への祝意を直接伝えていない。また、就任式前には現大統領が次期大統領を大統領執務室(Oval Office)でのティータイムに招待するのが慣例だが、トランプ氏はこの招待も行っていない。(c)AFP