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英変異株、中国でも確認 バイデン氏「最も厳しい時期」の到来警告

【1月21日 AFP】英国で最初に見つかった新型コロナウイルスの変異株が20日、新たに中国でも確認された。同変異株が広まった国は60以上に上っている。同日就任したジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は演説で、新型ウイルス流行の最悪期はまだこれからだと警鐘を鳴らした。

 米国での新型ウイルスによる死者数は40万人を超えており、世界全体の死者数の5分の1近くに上る。バイデン氏は就任演説で、「われわれは、新型ウイルス(の流行)で最も厳しく、死者が多い時期に入ろうとしている可能性がある。政治の駆け引きを留保し、ついに一つの国家としてこのパンデミック(世界的な大流行)に立ち向かわなければならない」と表明。犠牲者に対し黙とうをささげた。

 中国の首都北京では同日、感染力が強いとされる英国の変異株が2人から検出され、住民約160万人が市外への移動を禁じられた。世界保健機関(WHO)によると、英国の変異株が確認された国は60を超え、同じく感染力が強いとみられる南アフリカの変異株も23か国で確認されている。

 欧州諸国でも新型ウイルスは猛威を振るっており、英国では同日、1日の死者数が1820人となり、過去最多を再び更新。オランダは流行開始後で初となる夜間外出禁止措置を発表した。(c)AFP