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米外交官にコロナ肛門検査? 中国が報道否定

【2月26日 AFP】中国政府は25日、中国で米国務省職員が新型コロナウイルス検査のため肛門からの検体採取を受けたとした米メディアの報道を否定し、米外交官にこうした検査を求めたことは一度もないと説明した。

 国内での感染拡大がほぼ抑えられている中国は先月、ウイルスは消化器官内でより長く残存するため、検体を採取する部位は通常の喉や鼻ではなく肛門の方が効果的である可能性を指摘していた。

 米オンラインメディアのバイス(Vice)と米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)は米当局者の話として、外交官が肛門検査の対象外とされているのにもかかわらず、中国駐在の米国務省職員が「誤って」検査を受けたと報じた。

 中国側はこの報道を否定。同国外務省の趙立堅(Zhao Lijian)報道官は25日の定例記者会見で、「中国が国内駐在の米外交職員に肛門からの検体採取を受けるよう要求したことは一度もない」と断言した。

 中国当局は、感染リスクが高いとされる人々に対し、肛門からの検体採取を通じた検査を実施してきた。こうした人々には、感染が起きた地域の住民のほか、国外からの渡航者の一部も含まれる。1月には、北京市で小規模の集団感染が発生した際にこの検査が行われたとの国営メディアの報道がソーシャルメディア上で反響を呼び、中国版ツイッター(Twitter)の「微博(ウェイボー、Weibo)」では笑いと恐怖が入り交じった反応が相次いだ。(c)AFP