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政府配布の布マスクに有毒物質? 使用控えて、ベルギー

【2月26日 AFP】ベルギーの保健当局は、政府が新型コロナウイルス対策として配布した布マスクについて、有毒物質が含まれている可能性があるとして、使用しないよう国民に警告した。

 フランク・ファンデンブルック(Frank Vandenbroucke)保健相は衛生上級委員会(CSS)を通じて、ルクセンブルクの企業Avroxがアジアで製造したマスクに有毒物質が含まれている可能性があると明らかにした。

 人口1150万人のベルギーの政府は昨年6月、同社製のマスク1500万枚を調達し、民間の薬局を通じて無料で配布した。

 しかし、自治体が各家庭にマスクを直接配布し、多くの民間企業がマスクを販売しているため、政府の布マスクは3分の1しか使われていないとされる。

 ベルギーのマスクメーカーからの告発を受けて、CSSはAvrox製マスクに有毒な銀のナノ粒子と二酸化チタンが含まれているかを調査している。

 Avroxは適切な安全基準すべてに従ったと主張しているが、ベルギー当局は調査が終わるまで同社製マスクを使用しないよう呼び掛けている。(c)AFP