総合

新型コロナワクチン、ANAの大型機で成田到着 777-300ER初投入

新型コロナワクチン、ANAの大型機で成田到着 777-300ER初投入
(图片: 財経時報日本)

米製薬大手ファイザー製新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの第11便が4月5日、ベルギーのブリュッセルから成田空港に到着した。  ワクチンは、ファイザーと英ソフトボックス・システムズが共同開発した国際輸送用の専用保冷ボックス「ソフトボックス」にドライアイスとともに収められ、342箱が到着した。ソフトボックス1箱には一部を除きバイアル箱(トレー)が5箱入っており、バイアル箱は1700箱(33万1500バイアル)が日本に届いた。バイアル箱1箱には195本のワクチンバイアルが入っている。3月29日の到着便はバイアル箱が1206箱(23万5170バイアル)だった。  ベルギーから成田までは、全日本空輸(ANA/NH)のNH238便(ボーイング777-300ER 型機、登録記号JA797A)を使用。旅客を乗せない貨物専用便として運航し、ワクチン以外の自動車部品など約24トンの貨物も運んだ。NH238便はブリュッセルを現地時間4月4日午後4時13分に出発し、成田には定刻通り5日午前10時30分に到着した。  過去10回よりも輸送量が増えたことから、これまでの中型機ボーイング787-9型機から大型化。ANAによると、ワクチン輸送に必要なドライアイスが二酸化炭素を発生する危険物のため、1機当たりの積載量に上限があり、今回のワクチン輸送量では777-300ERに大型化する必要があったという。787-9と比べて777-300ERは最大1.7倍運べる。  現時点で今後の使用機材は決まっていないが、大型貨物機777Fを投入した場合は787-9と比べて約3.1倍、777-300ERとの比較では約2.2倍のワクチンを運べるという。ANAが成田-ブリュッセル線に777-300ERを投入したのは、今回が初めて。  成田空港の貨物上屋で荷ほどきされたワクチンは、大型トラック2台に積み換えられて空港外の保管場所へ向かった。工場があるベルギーから日本までのワクチン輸送は、ANAとDHLグローバルフォワーディングジャパンが担う。